2010年05月12日

20年以降 近畿で72件 消火器「攻撃」悩める教会 (産経新聞)

 ■見えない動機 犯人名乗る手紙も 

 キリスト教の教会や関連施設に消火器が相次いで投げ込まれている事件で、被害は平成20年以降、大阪や兵庫など近畿2府2県で少なくとも計72件に達することが7日、各府県警への取材で分かった。プロテスタント系の教会ばかりが襲われ、一部には犯人を名乗る人物から手紙が届いていたことが判明。ミニバイクで逃走する男が防犯カメラに写っていたケースもあった。狙いの見えない犯行に教会関係者に不安が広がっている。

 「ついに来たか」。先月22日に被害にあった兵庫県宝塚市の教会の牧師は、投げ込まれた消火器を見て思った。

 午前5時前、女性スタッフからの知らせを受け、確認すると、玄関脇の高さ約2メートルのガラス窓に直径約30センチの穴が開いていた。床には消火器と倒れた植木鉢。消火器は安全レバーを外して投げ込まれたとみられ、消火剤が噴射されていた。

 一連の事件は20年夏ごろから始まり、被害はこれまでに大阪、兵庫、京都、滋賀の各府県で計72件。いずれも深夜から未明に起きており、教会のほか関連の学校や保育園が狙われたケースもある。けが人はなく、各府県警は器物損壊容疑で捜査している。

 昨年末から今年初めにかけて犯行は止まっていたが、先月に入ってから大阪、兵庫両府県で再び続発している。先月27日に大阪市旭区の教会が襲われた事件では、近くの商店街に設置された防犯カメラに犯行の一部始終が写っていた。

 関係者によると、午前4時20分ごろ、黒っぽいダウンジャケットを着た男が、消火器を教会に投げつけた後、ミニバイクで逃走。消火器は破裂したとみられ、ピンク色の煙が上がっていたという。

 一方、大阪、兵庫などの複数の教会に今年1月以降、犯人を名乗る人物から、事件への関与を認める手紙が郵送された。

 昨年11月に被害を受けた大阪市内の教会には今年1月下旬、封筒に入ったA4判7枚のワープロ打ちの手紙が届いた。事件の犯人と名乗ったうえで「親族や友人に不幸があり、教会を攻撃すれば止まると思った」などと記されていた。

 ほかも同様の内容とみられ、各教会から提出を受けた警察は、犯人からのものか慎重に調べている。

 一連の事件を受け、約500の教会が加盟する「近畿福音放送伝道協力会」(大阪市)は、月に1度発行する機関誌で、防犯カメラや強化ガラスの設置などを呼びかけている。

 担当者は「警戒を強めすぎると、地域の人や信者が来にくくなるかもしれない。こういう状況だから仕方ないのかもしれないが、教会にとっては複雑な心境だ」としている。

                   ◇

 ■愉快犯にシフト

 犯罪心理学者の桐生正幸・関西国際大教授の話「当初は個人的な恨みなどを抱えた人物が、教会を狙って犯行を始めたとみられる。それが次第に、消火器の投げ込み自体を『自分がやった犯行だ』とアピールする愉快犯へとシフトしていったのではないか。警戒が強まった年末以降、一時的に犯行が止まっていた点やプロテスタント系の教会のみが集中的に被害にあっている点から、計画的に犯行に及んでいる疑いがある」

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2010年04月27日

Kiss−FM前社長「エフエム東京主導の株主総会は無効」(産経新聞)

 売上高の水増し疑惑が浮上している神戸市中央区のFMラジオ局「Kiss−FMKOBE」(キッス社)の株主総会で取締役5人が解任された件にからみ、相田勲前社長らが19日、記者会見を開き、「株主総会は無効。(取締役としての)地位の保全を求める法的措置を取る」と述べた。

 キッス社をめぐっては、東京の資源開発会社を引受先に、第三者割当増資をすすめる相田氏らと、大株主のエフエム東京側が対立。エフエム東京側は神戸地裁に、資源開発会社などの議決権行使の禁止を申し立て、それを認める仮処分命令が15日に出されたという。

 相田氏らは株主総会の経緯を説明し、「十分な反論もなく仮処分命令が出されており、異議を申し立てた。(解任を決めた)総会についても流会を宣言しており無効」と主張。地位保全に加え、地裁に株主総会の無効を求める申し立てを行う方針も明らかにした。相田氏は「県域放送局は地域のもの」と訴えた。

 一方、エフエム東京側は、「株主総会で適法にことをすすめた。旧経営陣は全員解任され、新たな役員で事業を進めている」としている。

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病院で死亡の2人は母子=次男がナイフで無理心中か−警視庁(時事通信)
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2010年04月24日

病院で死亡の2人は母子=次男がナイフで無理心中か−警視庁(時事通信)

 東京都羽村市の病院で、血を流した男女が倒れているのが見つかり、死亡した事件で、男女は母親と次男だったことが21日、警視庁福生署の調べで分かった。
 同署によると、死亡したのは病院に入院していた福生市熊川の無職宇津ウメ子さん(67)と、無職の次男(38)。宇津さんの死因は出血性ショックで、次男は失血死とみられる。
 同署は次男が宇津さんの胸など数カ所を果物ナイフ(刃渡り約13センチ)で刺した後、自分を刺して無理心中した疑いがあるとみて、殺人容疑で、容疑者死亡として書類送検する方針。 

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